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『と学会レポート 人類の月面着陸はあったんだ論』
著:山本弘、植木不等式、江藤巌、志水一夫、 皆神龍太郎
刊行日 2005/11/29
四六判(188o×130o)ソフトカバー。268ページ。本文1色刷。
ISBN4-903063-01-1 C0095
ISBN978-4-903063-01-0 C0095
定価(本体1600円+税)

 

概要
アポロをめぐるトンデモ説を徹底検証! 「月面映像は実は地上で撮影されたもの!?」「すべてはNASAのでっちあげ!?」──そんな主張のどこがどう間違っているのかを具体的に楽しく検証。副島隆彦著『人類の月面着陸は無かったろう論』のトンデモぶりも詳細に検証。世界天文年2009・日本委員会公認書籍。

著者略歴
山本弘(やまもと・ひろし)
SF作家・と学会会長。科学とトンデモをこよなく愛する。代表作は『神は沈黙せず』『アイの物語』『詩羽のいる街』(角川書店)、『地球移動作戦』(早川書房)、『MM9』(東京創元社)、『去年はいい年になるだろう』(PHP)など。
小説家としての活動と並行して「トンデモ本の世界」シリーズ、『ニセ科学を10倍楽しむ本』(楽工社)なども執筆。

植木不等式(うえき・ふとうしき)
会社員兼趣味の日曜執筆家。著書に『スピリチュアルワールド見聞記』(楽工社)、『悲しきネクタイ』(地人書館)など。

江藤巌(えとう・いわお)
宇宙開発評論家。宇宙作家クラブ会員。と学会会員。
雑誌『航空ジャーナル』(現在は休刊)でデビューし、 新聞・雑誌等に宇宙関係の記事やコラムを執筆。『エアワールド』誌に、宇宙時評「スペース・ウォッチング」を十年以上にわたって連載中。
著書に、『宇宙飛行の図解』(学習研究社)など、訳書に『イケナイ宇宙学』(楽工社、共訳)など。

志水一夫(しみづ・かづを)
作家・科学解説家。日本では珍しく一般科学誌とオカルト誌との双方に執筆。その先入見に縛られないスタイルから「日本のコリン・ウィルソン」とも呼ばれていた。
著書に『トンデモ超常レポート傑作選』(楽工社)など。2009年没。

皆神龍太郎(みなかみ・りゅうたろう)
ジャーナリスト。擬似科学ウォッチャー。「超常現象には誰よりも深い愛着を持っていると自負しているが、証拠となるデータに何一つめぐりあえないので、その実在はまったく信じていない」と常々公言している。と学会会員。
著書に、『UFO学入門 伝説と真相』『新・トンデモ超常現象60の真相』『トンデモ フリーメイソン伝説の真相』『トンデモ超能力入門』(楽工社)など。

 

目次
まえがき――今こそ調べてみよう 山本弘 3

著者紹介 10

■1章 宇宙開発の歴史をおさらいする 江藤巌 11

宇宙開発の始まり 12
月着陸を宣言 13
経験を積み重ねる 16
月着陸成功とアポロの退場 19
冷戦の時代 21
●世界宇宙開発史年表 24

■2章 トンデモ説の歴史を知っておこう 植木不等式+志水一夫+皆神龍太郎 33
●ムーンホークス説史・略年表 36

■3章 ムーンホークス説を楽しむための基礎講座 植木不等式+志水一夫+皆神龍太郎 53

代表的な六つの主張 54
大気がないのに旗がハタハタ!? 55
星はどっちに出てる? 60
プラン9(ナイン)・フロム・アウターリミッツ 68
戦慄! ヴァン・アレン帯人間 72
ムーンダスト・セレナーデ 83
月がとっても硬いから 84
ヘビー級なライト・スタッフたち 89
暑いときにはクール・ビズ? 93
月面の光と影 97
●コラム01 超高温の月面でも大丈夫――宇宙服のお勉強 江藤巌 94

■4章 TV番組『これマジ!?』『世界はこうしてダマされた!?』を検証する 植木不等式+志水一夫+皆神龍太郎 105

番組の概要 106
@別の日、別の場所で撮影したはずの映像に同じ場所が映っている!? 112
A「月面上の映像」は地上で撮影したものをスロー再生しているだけ!? 113
B被写体の後ろに十字が隠れているのは写真を合成した証拠!? 114
Cうるさいはずのエンジン音が聞こえないのはおかしい!? 116
Dテスト飛行でたび重なる失敗をしているのにすんなり月に行けるはずがない!? 119
E宇宙飛行士が謎の事故死をしている!? 121
F宇宙飛行士がワイヤーでつられていた証拠がある!? 123
G月面にしては落下物が異様に速く落ちている!? 127
H月面にコーラの瓶があったのを見たという証言がある!? 129
I前景と遠景の間の境目は、セットで撮影した証拠!? 131
J月面で落とした羽には重りが仕込まれていた!? 132
K月の石にCの字が書かれているのはセット撮影の証拠!? 134
デヴィ夫人、大槻(おおつき)教授、高野誠鮮(じょうせん)…… 136
オルドリンのアポロパンチ! 事件 140
番組制作サイドは確信犯 144
『これマジ!?』制作スタッフが出した本 147
『Operation Lune』 148
日本でムーンホークス説がマイナーだったわけ 153

■5章 『人類の月面着陸は無かったろう論』(副島隆彦・著)を検証する 山本弘 159

●トンデモ本の世界出張版 『たろ論』を徹底解剖する 160
『六〇年代に半導体は無かったろう論』 161
『米ソの核ミサイルは無かったろう論』 162
『アポロはリモコンだったろう論』 163
『ジェット機は高度五〇キロを飛ぶだろう論』 164
『アポロ13号は爆発の穴をふさいだろう論』 165
『月の石も無かったろう論』 165
『静止衛星とはこういうものだろう論』 166
『シャトルの任務は秘密にされてるだろう論』 167
『日本政府は八〇〇億円も払っただろう論』 168
『シャトルは秘密兵器を研究してるだろう論』 168
『アポロの背景はみんなそっくりだろう論』 169
『天文台もアメリカに脅されてるだろう論』 170
『ハッブルでアポロの残骸が見えるだろう論』 171
『アポロの打ち上げも無かったろう論』 172
『人間は宇宙では蒸発するだろう論』 173
『宇宙服はスキーウェアだろう論』 174
『宇宙船は原爆といっしょだろう論』 175
『地球からの遠隔操作は不可能だろう論』 176
『剣はスウォードだろう論』 177
『月面第一歩は背後から撮影されただろう論』 177
『ソ連の月探査も無かったろう論』 178
『ソ連のロケットで数千人が死んだろう論』 179
『ロケットは真空では飛べないだろう論』 180
『軟着陸なんて不可能だろう論』 180
『シャトルはゼリーに包まれてるだろう論』 181
『中国の飛行士は空中で脱出したろう論』 182
『ドッキングはロープでやるだろう論』 182
『清水建設の研究は隠蔽されてるだろう論』 183
『今なら簡単に月に行けるだろう論』 185
『プラーエが年周視差を発見しただろう論』 186
『スマート1で正しさが証明されるだろう論』 186
『テレビ朝日に圧力がかかったろう論』 188
『ジェミニ計画はソ連がやったろう論』 189
『アメリカが俺に圧力をかけているだろう論』 190
『慣性の法則なんてウソだろう論』 192
『イーストウッドが真実を暴くだろう論』 193
『と学会はアメリカの手先だろう論』 194
『この陰謀はすごいスケールだろう論』 195
『俺には一点の間違いもないだろう論』 196
『奴らは脳が軋(きし)んでるだろう論』 199
おわりに 201
●コラム02 月面にあるアポロの痕跡は見えるか?――望遠鏡のお勉強 203
●コラム03 月ってどんなところなの?――月についてのお勉強 210
●コラム04 宇宙飛行士は放射線で死んでしまう?――放射線のお勉強 223
●コラム05 なぜあんな小さな月着陸船が離陸できる?――ロケットについてのお勉強 231

■6章 座談・ムーンホークス説をめぐって 植木不等式+志水一夫+皆神龍太郎 237

一見科学的なムーンホークス説 238
陰謀論の文脈で見ると…… 239
アメリカに根強い反・中央政府的な考え方 241
副島さんのこと 246
ディープインパクト計画の話 248
NASAとアメリカ政府以外にもこんなに証人が 250
陰謀の手間を考えたら月に行ったほうが早い 252
ブラジル勝組の話 253
仮に副島さんの主張に沿った陰謀を行なうなら? 257
●コラム06 おすすめ資料リスト 植木不等式+江藤巌+皆神龍太郎+山本弘 259

あとがき――夢を現実にする魔法 山本弘 263

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