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『江戸「うつろ舟」ミステリー』
著:加門正一
刊行日 2008/12/27
四六判(188o×130o)ソフトカバー。204ページ。
本文カラー刷(8ページ)+1色刷(196ページ)。
ISBN978-4-903063-27-0 C0039
定価(本体2800円+税)

 

概要
江戸最大の怪事件を追え!
江戸時代、常陸国(ひたちのくに。現・茨城県)に漂着し、中から異人風の女性が出てきたという「うつろ舟」伝説。この伝説は「江戸時代のUFO飛来事件」なのか? なにか実際にあった事件に基づいたものなのか?
滝沢馬琴や柳田国男なども注目したこの事件の真相を10年以上調査してきた著者による、探求の集大成。
現存資料を網羅した、うつろ舟漂着事件研究の決定版。

著者略歴
加門正一(かもん・しょういち)
国立大学工学部教授。専門は光情報工学。専門学会では研究会委員長、論文査読委員等を歴任。大学では専門科目の研究教育の外に教養科目で懐疑思考(Skeptical Thinking)を講義しており、その教材収集として超常現象の科学的調査にもいそしんでいる。
江戸時代のUFO事件「常陸の国うつろ舟伝説」の調査は10年にも及び、現在もなお進行中。
著書に、『新・トンデモ超常現象60の真相』(楽工社)など。

目次
口絵 2

まえがき 12

●第1章 UFO元年

1 現代UFO伝説と「うつろ舟」伝説 21
2 ケネス・アーノルド事件、ワシントン州 24
3 ロズウェル事件、ニューメキシコ州 25
4 古UFO伝説 27
5 フェルガノ洞窟岩絵、ウズベキスタン 27
6 オーロラ事件、テキサス州 30

●第2章 そもそも何が起きたのか?

1 『兎園小説』「うつろ舟の蛮女」と『梅の塵』「空船の事」 35
2 文書を探して 41
3 事件現場「原舎浜」は実在したか 49
4 江戸に伝わる「うつろ舟」伝説 54
5 エイプリル・フール 60
6 江戸時代の常陸国 61
7 文化文政時代 63
8 明治まで続いた「うつろ舟生首」伝説 64

●第3章 「うつろ舟」の形状

1 なぜUFOに似ているのか 67
2 対馬に伝わる「うつろ舟」伝説 68
3 伝説は歴史になりたがる 72
4 伝説の終焉? 74

●第4章 漂着現場「原舎浜」が判明!?

1 新資料の発見 75
2 郷土史研究家、佐藤次男氏の論文 76
3 新記事の内容 83
4 文書の年代 85
5 事件現場の地名 87
6 舎利浜 89
7 「常陸国うつろ舟」伝説と現代UFO神話 93

● 第5章 伊能図を探せ!

1 「常陸国鹿島郡京舎ヶ浜」 95
2 東京国立博物館 96
3 『忠孝先生測量日記』 98

● 第6章 気仙沼の「うつぼ舟の舟板」は本物か?

1 「うつろ舟」の断片発見! 101
2 天台宗観音寺 104
3 「うつぼ舟の舟板」は本物か? 108
4 ホテル一景閣、気仙沼市立図書館 109
5 調査の結論 111

● 第7章 伝説の仕掛け人は?

1 資料をまとめると 113
2 誰が「瓦版刷り物」を書いたのか? 114
3 「常陸国うつろ舟UFO伝説」現地調査 116
4 筆跡鑑定 120
5 UFO伝説と滝沢馬琴 138

● 第8章 さらなる新資料現る!

1 岩瀬文庫『漂流記集』 141
2 新資料の事件現場 146
3 失われた記録 148
4 新資料の信頼度 148
5 新たな馬琴黒幕説 152

● 第9章 伝説の再検証

1 キーワード照合 153
2 「宇宙文字」 155
3 ウンモ星UFO伝説 157
4 女性搭乗員のミステリー 159
5 『鶯宿雑記』と「光太夫」 161

● 第10章 形状のミステリー

1 UFO形状の起源を探る 163
2 伝説に伝わる「うつろ舟」の形状 165
3 丸い「うつろ舟」 167
4 リング構造物 169
5 江戸時代の潜水艦「うつろ舟」 170
6 UFO形状の根拠は薄弱 171

● 第11章 ミステリーは解けたか?

1 さまざまな仮説の検証 173
2 ひとまずの結論 176
3 「UFOファン」VS「懐疑派」 177

付録 うつろ舟伝説の原資料 184

あとがき 198

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