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イケナイ宇宙学──間違いだらけの天文常識
著:フィリップ・プレイト
訳:江藤巌、熊谷玲美、斉藤隆央、寺薗淳也
刊行日 2009/03/03
四六判(188o×130o)ソフトカバー。408ページ。本文1色刷。
ISBN978-4-903063-29-4 C0044
定価(本体2500円+税)

 

概要
米国で大人気の天文学者が、よくある誤解(=イケナイ宇宙学)を題材に、正しい知識を楽しく伝授。
空はなぜ青い?
ハリウッド映画の中の宇宙旅行はどこまで本当?
アポロは月に行っていない?
ハッブル望遠鏡が星の写真を撮っている?
子供に訊かれそうな、素朴だけれど正解がわかりにくい疑問にお答えします。
世界天文年2009・日本委員会公認書籍。

著者略歴
フィリップ・プレイト (Philip Plait)
天文学者。アメリカ・ワシントンDC育ち。1994年、ヴァージニア大学で天文学の博士号を取得。その後、主にハッブル宇宙望遠鏡などの観測機器サポートなどの仕事に従事。2000年から2007年にかけて、アメリカ・カリフォルニア州にあるソノマ州立大学にてガンマ線宇宙望遠鏡の広報活動に従事。2007年以降は、執筆活動を本業として活動。2008年にジェームス・ランディ教育財団の理事に就任し、科学にかんする教育普及と疑似科学に対する反論を行なっている。
著書に、『宇宙(そら)から恐怖がやってくる!』(NHK出版)など。

原著
Bad Astronomy: Misconceptions and Misuses Revealed, from Astrology to the Moon Landing "Hoax", Wiley, 2002

訳者略歴
江藤巌(えとう・いわお)
宇宙開発評論家。宇宙作家クラブ会員。と学会会員。
雑誌『航空ジャーナル』(現在は休刊)でデビューし、 新聞・雑誌等に宇宙関係の記事やコラムを執筆。『エアワールド』誌に、宇宙時評「スペース・ウォッチング」を10年以上にわたって連載中。
著書に、『宇宙飛行の図解』(学習研究社)など。

熊谷玲美(くまがい・れみ)
翻訳者・ライター。1975年北海道生まれ。北海道大学理学部地球物理学科卒業。東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。大学院在学中にノルウェーでオーロラ観測に参加。独立行政法人勤務を経て、2007年よりフリーランス翻訳者として独立。ビジネス翻訳のほか、宇宙開発、地球科学分野の翻訳や、科学・技術関連記事の翻訳・ライティングなども手がける。

斉藤隆央(さいとう・たかお)
翻訳者。1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業。化学メーカー勤務を経て、現在は科学書を中心に翻訳に携わる。
訳書に、『サイエンス・インポッシブル』『パラレルワールド』(NHK出版)、『ガリレオの指』『タングステンおじさん』(早川書房)、『ミトコンドリアが進化を決めた』(みすず書房)、『生命 最初の30億年』(紀伊國屋書店)、『暗号化』(紀伊國屋書店)など。

寺薗淳也(てらぞの・じゅんや)
1967年東京都生まれ。名古屋大学理学部卒、東京大学大学院理学系研究科(博士課程中退)。(財)日本宇宙フォーラム、宇宙航空研究開発機構などを経て、現在会津大学情報センター助教。理学修士。専門は惑星科学、情報科学。月・惑星探査の情報サイト「月探査情報ステーション」の編集長を務め、宇宙科学・宇宙開発の普及、啓発活動をライフワークとする。
著書に、『最新・月の科学』(NHK出版)

 

目次
はじめに 3

■第1部 イケナイ宇宙学は家庭から 19

第1章 キミ、だまされてない? 春分の日と卵の関係 22
第2章 恥ずかしさも水に流そう コリオリ効果とバスタブ 36
第3章 熟語を考える 日常会話のイケナイ宇宙学 46

■第2部 地球から月へ 57

第4章 微笑みかける青空なぜ空は青いのか 60
第5章 季節の移り変わり なぜ夏から秋へと変わるのか 74
第6章 人々を惑わす誤解 月の満ち欠け 85
第7章 引力が問題だ 月と潮汐 94
第8章 大きなピザのような月 月の錯覚 112

■第3部 夜空は広大で明るい 125

第9章 きらきら星よ どうして星はきらきらまたたくのか 128
第10章 明るい星、白い星 いろんな色の星 138
第11章 井戸の底から天を眺めて 昼間に星を見る方法 146
第12章 一番明るい星 地味に輝く北極星 156
第13章 天空の影 安全な日食観測法 163
第14章 西暦二〇〇〇年の惑星大直列 やってこなかった大災害 174
第15章 流星、流星物質、隕石 小惑星衝突のインパクト 185
第16章 宇宙の曲率 万物の始まりにかんする誤解 197

■第4部 人工無能 211

第17章 アポロにあきれた 「アポロ計画陰謀論」を暴く 215
第18章 冷笑される宇宙 ヴェリコフスキー対近代科学 246
第19章 はじめに、神がどう言ったとしても…… 天地創造説と天文学 267
第20章 誤確認飛行物体 UFOと心と目の幻影 290
第21章 火星は第7ハウスにあり、金星はそこを出て…… なぜ占星術はうまくいかないのか? 306

■ 第5部 スコッティ、妄想してくれ! 321

第22章 ハッブルを知ったかぶる ハッブル宇宙望遠鏡についての誤解 324
第23章 星の売人 ダミーの命名 343
第24章 イケナイ宇宙学、ハリウッドへ行く 映画に登場したイケナイ宇宙学トップテン 355

お薦めの書籍など 374
謝辞 380
訳者あとがき 383
索引 405

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