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『なぜ連合国が勝ったのか?』

『なぜ連合国が勝ったのか?』

著:リチャード・オウヴァリー
訳:河野純治、作田昌平
刊行日 2021/07/12
四六判(188×130mm) 上製
642ページ。本文1色刷。
ISBN978-4-903063-89-8 C0020
3950円(税込4345円)

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連合国の勝因(日独伊の敗因)を総合的に検証した、第二次大戦分析の定番書。
図版40点以上収録。

推薦
「第二次世界大戦の勝者が語る敗者の「失敗の本質」。
著者は、第二次世界大戦について、産業の強さ、戦闘能力、リーダーのスキル、そして両者の間の道徳的なコントラストといった視点から勝敗の要因を指摘する。その内容はまさに、我々が『失敗の本質』で指摘した、「過去の成功体験への過剰適応」、「自己革新できない組織」、「戦略の不在」等と通底するものである」
野中 郁次郎(一橋大学名誉教授『失敗の本質』著者)

「かつて第二次世界大戦の連合国は、生産力の優越とそれにもとづく物量によって勝利したと思われていた。その固定観念に、イギリスの歴史家オウヴァリーが果敢に挑み、連合国には物量以外にも勝つべくして勝った要因があったことを証明したのが本書である。ドイツ軍需相シュペーアの評価など、その後の研究の進展によって解釈が修正された部分はあるが、本書はなお古典的研究としての価値を失っていない」
大木 毅(現代史家『独ソ戦』(岩波新書)著者)

<著者紹介>
リチャード・オウヴァリー(Richard Overy)
歴史学者。英国エクセター大学名誉教授。主な研究分野は、第二次世界大戦、ヒトラーおよびスターリンの独裁、20世紀の航空戦力、20世紀以降のドイツ史。
著書に『Russia's War(ロシアの戦争)』(1998年)、『The Battle of Britain(イギリス本土航空決戦)』(2000年)など多数。
2001年、戦史研究への傑出した貢献に対して授与されるサミュエル・エリオット・モリソン賞を受賞。2004年刊行の『The Dictators: Hitler's Germany, Stalin's Russia(独裁者たち:ヒトラーのドイツとスターリンのロシア)』は、一般読者向けの優れた歴史書に贈られるウルフソン歴史賞とヘッセルティルトマン歴史賞を受賞。
監修書に『地図とタイムラインで読む第2次世界大戦全史』(邦訳=河出書房新社、2020年)。
英国学士院の特別会員。キングズ・カレッジでは特別研究員として25年間教鞭を執った。1947年生まれ。

<訳者紹介>
河野純治(こうの・じゅんじ)
1962年生まれ。明治大学法学部卒業。翻訳家。
主な訳書に『一四一七年、その一冊がすべてを変えた』『悪魔の日記を追え FBI捜査官とローゼンベルク日記』(ともに柏書房)、『ピュリツァー賞受賞写真全記録』(日経ナショナルジオグラフィック社)、『趙紫陽極秘回想録』『ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか』(ともに光文社)、『アフガン侵攻1979-89 ソ連の軍事介入と撤退』『不屈盲目の人権活動家 陳光誠の闘い』(ともに白水社)、『中国安全保障全史』(みすず書房)、『イスラエル秘密外交』(新潮社)などがある。
作田昌平(さくた・しょうへい)
1968年生まれ。翻訳家。著述業。東京都在住。

原著:Why the Allies Won, Second Edition, 2006

目次

第二版への序文
序文
著者注
謝辞
凡例
図1〜13
地図1〜11

 

第一章 予測できなかった勝利
──第二次世界大戦を説明する

第二章 小さな船と孤独な飛行機
──海をめぐる戦い[海戦]

第三章 深い戦争
──スターリングラードとクルスク[東部戦線での陸戦]

第四章 勝利への手段
──爆撃機と爆撃[空からの攻撃]

第五章 よい道を選んで
──フランスへの侵攻[ヨーロッパ奪回]

第六章 大量生産の才能
──戦争における経済[東部戦線での陸戦]

第七章 深い戦争
──スターリングラードとクルスク[資源のバランス]

第八章 エンジンの戦争
──技術と軍事力[戦闘効率]

第九章 不可能な結束
──戦時中の連合国と指導者たち[指揮官の統率力・戦略的判断力・銃後の国民の動員力]

第十章 なぜ連合国が勝ったのか?

エピローグ

主要国の武器製造量


原注
主要参考文献
索引

 

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