人の心をつかみ、即座に信頼を得る会話術
「コールド・リーディング」のバイブル!
FBI、英国国防省、グーグルを含む、世界トップレベルの国家機関・企業で講義をしてきた著者が、豊富なテクニックを詳細に解説。仕事にもプライベートにも応用できる、第一人者によるロングセラーの改訂版。
■賛辞
「このテーマについてこれまでに書かれた最高の本だろう」
──レイ・ハイマン(オレゴン大学名誉教授/心理学者)
「FBI行動分析プログラムではローランド氏に依頼し、われわれのチームを丸一日たっぷり訓練してもらった。彼は実演を交えてコールド・リーディングについて詳しく語り、行動分析への応用可能性について教えてくれた。こうした分野に興味のある方ならどなたにでも強くお薦めしたい」
──ロビン・ドリーク(元FBI特別捜査官、FBI行動分析プログラム責任者)
「私たちはカリフォルニア工科大学で100回を超えるレクチャーとショーを行なったが、ローランド氏のパフォーマンス以上に熱狂的な評価を受けたことはなかった。観客の中にいた人たちから後に話を聞くと、多くの人が口をそろえて、あれは最高に楽しく有益で、それまで経験したことがないほど面白いショーだったと言った。科学と懐疑派のコミュニティーに多大な活気と品格を吹き込んだ彼の功績は賞賛に値する」
──マイケル・シャーマー(スケプティックス・ソサエティ〈懐疑主義協会〉創設者・理事。『なぜ人はニセ科学を信じるのか』著者)
<著者>
イアン・ローランド(Ian Rowland)
マジシャン、エンターテイナー、コールド・リーディングの達人。英国BBC放送、米国ABC放送等の数々のテレビ番組において、コールド・リーディングを活用したパフォーマンスを披露。こうしたエンターテイナーとしての活動の一方で、国家機関・企業・大学で、主にコミュニケーション術に関する講義やコンサルティングを行なっている。たとえば英国国防省では「嘘を言っている人間を見分ける方法」を含む講義を、FBIでは行動分析プログラム班への講義を行なった。企業に対しては販売担当者の訓練等を行なっている。「コールド・リーディングは超能力ではなくあくまで技術」とする立場に共感を示す人も多く、たとえば進化生物学者リチャード・ドーキンス、作家マルコム・グラッドウェルは、それぞれの著書の中でローランドと本書をきわめて肯定的に取り上げている。英国に在住。
<翻訳者>
福岡洋一(ふくおか・よういち)
1955年生まれ。大阪大学文学部卒(英語学)。翻訳者。
訳書に、『ビーイング・デジタル』(アスキー)、『「複雑系」を超えて』(アスキー、共訳)、『古代文明の謎はどこまで解けたか T〜V』(太田出版)、『懐疑論者の事典( 上・下)』(楽工社、共訳)、『幻想の古代史(上・下)』『世界を騙しつづける科学者たち(上・下)』『世界史──人類の結びつきと相互作用の歴史(I・II)』『赤ちゃんの脳と心で何が起こっているの?』(以上、楽工社)など。
原著:THE FULL FACTS BOOK OF COLD READING (7th edition), 2019
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