目次
まえがき 11
クイック・スタート・ガイド 23
●第一章 科学と疑似科学 29
信じられないものを信じてしまう心 33
魔術師たちの朝
疑似科学と考古学 45
この本の目的 48
よくある質問 50
参考になるウェブサイト 53
批判的に考えるための練習問題 54
●第二章 認識論──何かを知っているとはどういうことか 59
知るということ 59
情報の収集──「百聞は一見にしかず」は必ずしも正しくない/情報の収集──他者からの情報
科学――ルールに則ったゲーム 69
宇宙は実在し、われわれは宇宙を知ることができる/宇宙は理解可能な法則に従う/法則は不変/法則は理解可能
科学の仕組み 78
産褥熱の解明 81
科学と非科学――本質的な違い 88
説明を評価する際のルール
科学の方法 94
仮説はどこからくるのか/仮説の検証/科学という人間的な営み
科学と考古学 105
よくある質問 105
参考になるウェブサイト 106
批判的に考えるための練習問題 107
●第三章 考古学における捏造の構造 111
カーディフの巨人――ニューヨークで発見されたゴリアテ 116
発見 119
終わりの始まり/ハルの告白/巨人の運命
捏造の理由 134
現在の視点から──捏造をどう捉えるか 137
考古学的捏造を成功させるためのルール
よくある質問 145
参考になるウェブサイト 147
批判的に考えるための練習問題 148
●第四章 ドーソンのドーン・マン――ピルトダウン事件 149
進化という文脈 150
脳中心のパラダイム
サセックスでの大発見 156
ピルトダウンの謎 167
捏造の解明 170
犯人は誰か? 173
容疑者──チャールズ・ドーソン/容疑者──アーサー・スミス・ウッドワード/容疑者──ピエール・ティヤール・ド・シャルダン/容疑者──グラフトン・エリオット・スミス卿 /容疑者──アーサー・キース卿/容疑者──マーティン・A・C・ヒントン/容疑者──ルイス・アボット/容疑者──W・J・ソラス/容疑者──アーサー・コナン・ドイル卿
ピルトダウン事件の教訓 185
現在の視点から──人類の進化 187
よくある質問 193
参考になるウェブサイト 194
批判的に考えるための練習問題 195
●第五章 アメリカを発見したのは誰か 197
アメリカの最初の人々 197
ヨーロッパ人にとっての「新世界」/聖書の解釈とアメリカ・インディアン/アメリカ・インディアン――イスラエルの民からアトランティス人まで/ネイティブ・アメリカンの起源 /アジアからの移住/「アメリカの創世記」?/生物学的特徴から見た人々の移動/「最初のアメリカ人」についての考古学
インディアン以後、コロンブス以前 226
人為物の経路――新世界への訪問者がいた証拠
アメリカのヨーロッパ人――スカンジナビア人によるアメリカの発見 229
新たなる土地――ニューファウンドランド/ヴィンランドはどこにあったか、スクレーリングとは何者か/スカンジナビア人によるアメリカ発見――物的証拠/バイキングの存在を示すその他の証拠
その他の航海、訪問者たち 252
中国人による新世界発見?/古代アメリカにアフリカ人がいた?/コロンブスの前にそのほかのヨーロッパ人が新世界に来ていたか
紀元前のアメリカ? 269
言語学的な類似/碑文/建築/考古学が下す判断/考古学的文脈:試掘と証拠の収集
現在の観点から――アメリカ大陸への入植 285
よくある質問 287
参考になるウェブサイト 289
批判的に考えるための練習問題 291
●第六章 マウンドビルダーをめぐる神話 293
失われた種族の神話 299
マウンドビルダーとは何者だったのか? 失われた種族を求めて 303
ワラム・オラム/神話の考古学
マウンドビルダーの謎は解かれた 313
失われた種族の神話が生まれた根本的な理由 328
現在の観点から――マウンドビルダーたち 329
よくある質問 340
参考になるウェブサイト 341
批判的に考えるための練習問題 343
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