目次
第1巻 目次
まえがき 3
本書を構成する項目について 10
全3巻の構成 11
第1部 概説
第1章 グローバル化 23
[冒頭のケーススタディ] 医療のグローバル化 24
@はじめに 26
Aグローバル化とは何か? 30
市場のグローバル化 30
生産のグローバル化 32
[企業別ケーススタディ] ビジオと薄型テレビ市場 35
Bグローバルな機関の登場 37
Cグローバル化の原動力 39
貿易や投資に対する障壁の低下 39
技術の変化が果たす役割 44
マイクロプロセッサーと通信 44
インターネットとワールドワイドウェブ/輸送技術/
生産のグローバル化の意味/市場のグローバル化の意味
Dグローバル経済の国別構成の変化 49
世界生産高と世界貿易高の状況変化 49
[国別ケーススタディ] インドのソフトウェア産業 51
外国直接投資(FDI)の状況変化 53
E多国籍企業の性質の変化 56
非アメリカ系多国籍企業/ミニ多国籍企業の台頭
[企業別ケーススタディ]
中国のハイセンス(海信)──新興多国籍企業の例 59
世界秩序の変化 60
21世紀のグローバル経済 62
Fグローバル化をめぐる議論 63
グローバル化への抗議運動 64
グローバル化と雇用と所得 66
[国別ケーススタディ] フランスの反グローバル化運動 70
グローバル化と労働政策と環境 72
グローバル化と国家主権 75
グローバル化と世界の貧困層 76
Gグローバル市場における経営 79
章のまとめ 81
討論のための設問 84
研究課題 85
[結びのケーススタディ]
ゼネラル・エレクトリック(GE)におけるグローバル化 86
第2部 国による違い
第2章 国による政治経済の違い 91
[冒頭のケーススタディ] 悩める大国エジプト 92
@はじめに 94
A政治制度 95
集団主義と個人主義 96
社会主義/個人主義
民主主義と全体主義 101
民主主義/全体主義
[国別ケーススタディ] チャベス政権下のベネズエラ 104
B経済制度 106
市場経済 106
計画経済 107
混合経済 108
C法律制度 109
さまざまな法律制度 109
判例法/成文法/神権法
契約法の違い 112
財産権と汚職 113
私的行為/公的行為と汚職/「海外腐敗行為防止法」
[国別ケーススタディ] ナイジェリアにおける汚職 117
知的財産の保護 119
製品の安全性と製造物責任 122
[企業別ケーススタディ]
基本商標をめぐる裁判に中国で勝訴したスターバックス 123
D経済発展の決定要因 124
経済発展の違い 124
さらに広い発展の概念──アマルティア・セン 126
政治経済と経済発展 127
成長の原動力となるイノベーションと起業家精神/
イノベーションと起業家精神に欠かせない市場経済/
イノベーションと起業家精神に欠かせない確固たる財産権/
必要とされる政治制度/経済発展は民主主義の母
[国別ケーススタディ] 財産権が認められ始めた中国 146
地理と教育と経済発展 147
E変わりゆく国々 148
民主主義の拡大 149
新世界秩序と国際テロ 151
市場主義体制の拡大 154
F経済改革の特徴 155
規制緩和 155
民営化 156
法律制度 157
G政治経済の変化の意味 158
H経営上の意味 159
メリット/コスト/リスク/総合的な魅力
章のまとめ 166
討論のための設問 167
研究課題 168
[結びのケーススタディ] インドの変貌 169
第3章 文化の違い 173
[冒頭のケーススタディ] マクドナルドのインド進出 174
@はじめに 176
A文化とは何か 178
価値観と規範 179
文化、社会、国民国家 181
文化の決定要因 183
B社会構造 184
個人と集団 184
個人/集団
社会の階層化 187
社会的流動性/ビジネスにとっての意義
[国別ケーススタディ] インドのカースト制度への風穴 191
C宗教体系と倫理体系 192
キリスト教 193
キリスト教の経済的意義──プロテスタントの労働倫理
イスラム教 195
イスラム原理主義/イスラム教の経済的意義
[国別ケーススタディ] トルコのイスラム式資本主義 201
ヒンズー教 202
ヒンズー教の経済的意義
仏教 204
仏教の経済的意義
儒教 205
儒教の経済的意義
[企業別ケーススタディ] 上海のDMG 207
D言語 209
口頭による言語 209
口頭によらない言語 211
E教育 211
F文化と職場 213
G文化変動 217
H経営上の意味 220
異文化リテラシー 220
文化と競争優位 222
章のまとめ 225
討論のための設問 226
研究課題 227
[結びのケーススタディ] ウォルマートの海外展開 228
第4章 国際ビジネスの倫理 233
[冒頭のケーススタディ] シーメンスの贈賄スキャンダル 234
@はじめに 236
A国際ビジネスにおける倫理的問題 237
雇用慣行 237
人権 239
[企業別ケーススタディ] アップルの〈iPod〉の生産 242
環境汚染 244
汚職 245
道徳上の義務 248
[企業別ケーススタディ] ミャンマーにおけるユノカル 250
B倫理的ジレンマ 251
C非倫理的行動の根本原因 252
個人の倫理 253
意思決定プロセス 254
企業文化 255
非現実的な業績期待 256
リーダーシップ 257
[企業別ケーススタディ] ナイジェリアにおけるファイザーの治験戦略 257
D哲学から見た倫理 259
わら人形論法 260
フリードマン主義/文化相対主義/独善的道徳主義/無邪気な背徳主義
功利主義的倫理学とカント倫理学 265
権利説 266
正義説 269
E経営上の意味 271
採用と昇進 272
企業文化とリーダーシップ 273
意思決定プロセス 275
倫理責任者 277
精神的勇気 278
意思決定プロセスのまとめ 279
章のまとめ 279
討論のための設問 281
研究課題 282
[結びのケーススタディ] ウォルマートの中国におけるサプライヤー 283
第2部のケーススタディ 287
中国のグーグル 288
汚職の泥沼
──ナイジェリアにおけるケロッグ・ブラウン・アンド・ルート 290
第1巻 注 296
地図2.1 1人当たり国民総所得(2007年) 130
地図2.2 1人当たり国民総所得(PPPベース、2007年) 132
地図2.3 1人当たりGDP成長率(1998〜2007年) 134
地図2.4 人間開発指数 136
地図2.5 政治的自由(2008年) 138
地図2.6 経済的自由の分布(2008年) 140
地図3.1 世界の宗教 142
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